カテゴリ: FRF '07 REPORT
08/02/2007(Thu)
FRF日記Vol.2 〜これ、黄桃じゃね?編〜
Vol.2
〜これ、黄桃じゃね?編〜
謎だらけの宿で目覚めたフジロック1日目。
外は素晴らしい青空で覆われている。
やった!晴れた!
前夜祭では雨が降ったり止んだりだったらしく、当日の天気も心配していたけれど、そんな心配も御無用!といった感じの晴天。
早速出かける準備をしていると、鼻がムズムズし始め、謎のくしゃみが連発で噴出。
……。
ホコリか…。
ホコリなのか?
謎の宿で謎のホコリで謎のくしゃみ。
…。
謎6個目。
というわけで、折りたたみのイスを担ぎ、いざフジロックへ!

▲フジへ向かう人々の群れ。
◇
グリーンステージ真正面後方に基地を作り、しばらくはイスに座ってぼんやりと過ごした。

▲今年の相棒、ハンターくん。
今年もここに来れた。
ここに帰って来れたのだ。
休みをくれた会社、ありがとう。
お休みをくれなかったら、ここには来れなかったのだし。
風邪も引いてないし、カラダも万全。
晴れてるし、暑いけど心地よいし。
眩しいなぁ。空が青いなぁ。みんないい顔してるなぁ。
いいなぁ。
なんて早々にもセンチメンタルな気分になっていると、早速グリーンステージで今年のフジロック一発目のライブが始まった。
◆サンボマスター(GREEN STAGE)
Rookie a Go-Goに出演した数年後に、フジロック最大収容規模を誇るメインステージに立ったサンボマスター。
正直言って、サンボマスターに強い思い入れなんてものはないけれど、Rookieとは比べ物にならない程広いステージに立ち演奏をするというのは、一体どんな気持ちなのだろうと考えるだけで、ぐっと来るものがある。
私の妄想が行き過ぎているだけで、実際言うほど感極まっていないのかもしれないし、サンボの面々にとってフジロックがそこまで大きな地位を占めるものでもないかもしれないが、セールスやライブの規模が大きくなることが言わば出世という類のものだとすれば、これはスピード出世に他ならないと思うわけだ。
昨年のアジカンのライブの時も似たような感覚だったな。
嬉しいだろうな、楽しいだろうな。
観ているだけでなんだか胸に詰まるものがあったのを思い出した。
サンボマスターのライブは、いつ観てもどこで観ても、生で観てもブラウン管を通して観ても、心が震える。
ギターソロも無視するし、MCでは逆ギレするし、見た目だってどっちかと言えばそりゃ悪いけれど、何故か届くんだなぁ。
“金曜日に仕事もしないでここにいる皆さん、あんたがたの為にやるんですよ!”
というような内容だったかな。
ちょっと笑った。

▲サンボ、アクト中
そんなサンボマスターのライブをちょっと観て、腹ごしらえのためにオアシスへ。
*
地鶏の照り焼き?的なものがごはんの上に乗った丼を食べる。
味はまぁ普通だな。
おなかが満たされたところで、本日のお目当てのひとつであるHELLOGOODBYEを観にレッドマーキーへ。
◆HELLOGOODBYE(RED MARQUEE)
アルバムが結構良くて、ぜひ観たいと思っていたハローグッバイ。
レーベルはかの有名なDrive thru records。
途中ボーカルの人のメガネがぶっ飛んだかなんかして、ローディーと思しき人がメガネを持って登場。
メガネをボーカルに装着してあげる
↓
しっかりはまっていなかったのか、もぎ取る
↓
恩を仇で返す
↓
曲終わりでブツブツ言いながらメガネをイジイジしてスチャッと装着
↓
落ち着く
という一連の流れがほのぼのしていて面白かった。
ラストの曲をやり切っても時間が余っていたのか、2曲追加で演奏してくれた。
おかげで『Touchdown Turnaround』『Oh, It Is Love』が聴けてラッキー☆
ホワイトでバンアパを観るために、てくてくと移動を開始。
*
朝買った500mlの水が既にからっぽになってしまったため、ところ天国で水を購入。
ペットボトルのラベルにFUJI ROCKと書いてあって、なかなかの粋な計らいに感心。

▲ちょっとボケたけど…。
アバロンにて再び食事。
全開の食事から約2時間ほどしか経っていないのにハラペコ!
さて、何食べよっかなー、と当たり前のようにアバロン内を物色。
これぞフェスマジーック!
完全に満腹中枢がおかしい。
というわけで本日二度目の食事に決定したのは朝霧食堂の豚丼(牛丼の豚肉バージョン/生卵乗せ)。

▲つゆだく。
味がとても濃くて、更に喉が乾き水を消費。
◆the band apart(WHITE STAGE)
この日はとても日射しがきつく空気が乾燥していて、人が歩くだけで砂埃が舞うほどに地面も乾燥していたため、ホワイトステージでは放水が行われていた。
じりじりと照りつける太陽で、あーづーいーーーー!!!となっていた私は、調子に乗って水!水!とホースに近づいたら、思いのほか濡れ過ぎて行き場のないやるせなさでいっぱいになった。
ちきしょうめ。
ホワイトには既に結構人が集まっていたように思う。
昔から好きで観ているバンドをフジロックで観ると、非常に胸が熱くなる。
昨年のアジカン然り、昨年のテナー然り。

▲バンアパ待ちの人々。
バンアパのステージ一発目はなんと『Eric. W』で、あのイントロが鳴り響くのと同時にワーっと歓声が上がり、人の波が動くのが見えた。
曲があのロケーションと見事に調和して、心地よかったなぁ。
『higher』とか『coral reef』とか、たまらん。
そしてこの日から荒井くんの優しい顔が忘れられんのだ。
新曲を2曲ほど演奏してくれて、次回作が楽しみになった。
*
バンアパで大量の砂埃にまみれたため、ゴロゴロペーっとうがいを一発ぶちかます。
それにしても砂埃がヒドい。このままでは喉がやられてしまう。
気をつけなければ。
水をどれだけ飲んでもカラダから水分が奪われて行く。
地元の暑さよりはマシだけど、それでも日中ずっと外にいるのはキツい。
カラダ冷やそうと、かき氷を食べに再びアバロンへ。
先ほど立ち寄った際に目をつけていた角切りマンゴー&練乳たっぷりかき氷を食す。

▲うまそー!
角切りマンゴーがどう考えても黄桃の味がして
マンゴーってこんな味だっけか?
これは桃じゃね?
いやでもマンゴーって書いてたし…。
しばらく疑惑と奮闘するも答えは出ず。
私が知っているマンゴーの味ではなかったような気がしてならんのだけど。
結局それがマンゴーだか桃だかを確かめる術もなく、疑惑を深めつつ完食したのであった。
〜これ、黄桃じゃね?編〜
謎だらけの宿で目覚めたフジロック1日目。
外は素晴らしい青空で覆われている。
やった!晴れた!
前夜祭では雨が降ったり止んだりだったらしく、当日の天気も心配していたけれど、そんな心配も御無用!といった感じの晴天。
早速出かける準備をしていると、鼻がムズムズし始め、謎のくしゃみが連発で噴出。
……。
ホコリか…。
ホコリなのか?
謎の宿で謎のホコリで謎のくしゃみ。
…。
謎6個目。
というわけで、折りたたみのイスを担ぎ、いざフジロックへ!

▲フジへ向かう人々の群れ。
◇
グリーンステージ真正面後方に基地を作り、しばらくはイスに座ってぼんやりと過ごした。

▲今年の相棒、ハンターくん。
今年もここに来れた。
ここに帰って来れたのだ。
休みをくれた会社、ありがとう。
お休みをくれなかったら、ここには来れなかったのだし。
風邪も引いてないし、カラダも万全。
晴れてるし、暑いけど心地よいし。
眩しいなぁ。空が青いなぁ。みんないい顔してるなぁ。
いいなぁ。
なんて早々にもセンチメンタルな気分になっていると、早速グリーンステージで今年のフジロック一発目のライブが始まった。
◆サンボマスター(GREEN STAGE)
Rookie a Go-Goに出演した数年後に、フジロック最大収容規模を誇るメインステージに立ったサンボマスター。
正直言って、サンボマスターに強い思い入れなんてものはないけれど、Rookieとは比べ物にならない程広いステージに立ち演奏をするというのは、一体どんな気持ちなのだろうと考えるだけで、ぐっと来るものがある。
私の妄想が行き過ぎているだけで、実際言うほど感極まっていないのかもしれないし、サンボの面々にとってフジロックがそこまで大きな地位を占めるものでもないかもしれないが、セールスやライブの規模が大きくなることが言わば出世という類のものだとすれば、これはスピード出世に他ならないと思うわけだ。
昨年のアジカンのライブの時も似たような感覚だったな。
嬉しいだろうな、楽しいだろうな。
観ているだけでなんだか胸に詰まるものがあったのを思い出した。
サンボマスターのライブは、いつ観てもどこで観ても、生で観てもブラウン管を通して観ても、心が震える。
ギターソロも無視するし、MCでは逆ギレするし、見た目だってどっちかと言えばそりゃ悪いけれど、何故か届くんだなぁ。
“金曜日に仕事もしないでここにいる皆さん、あんたがたの為にやるんですよ!”
というような内容だったかな。
ちょっと笑った。

▲サンボ、アクト中
そんなサンボマスターのライブをちょっと観て、腹ごしらえのためにオアシスへ。
*
地鶏の照り焼き?的なものがごはんの上に乗った丼を食べる。
味はまぁ普通だな。
おなかが満たされたところで、本日のお目当てのひとつであるHELLOGOODBYEを観にレッドマーキーへ。
◆HELLOGOODBYE(RED MARQUEE)
アルバムが結構良くて、ぜひ観たいと思っていたハローグッバイ。
レーベルはかの有名なDrive thru records。
途中ボーカルの人のメガネがぶっ飛んだかなんかして、ローディーと思しき人がメガネを持って登場。
メガネをボーカルに装着してあげる
↓
しっかりはまっていなかったのか、もぎ取る
↓
恩を仇で返す
↓
曲終わりでブツブツ言いながらメガネをイジイジしてスチャッと装着
↓
落ち着く
という一連の流れがほのぼのしていて面白かった。
ラストの曲をやり切っても時間が余っていたのか、2曲追加で演奏してくれた。
おかげで『Touchdown Turnaround』『Oh, It Is Love』が聴けてラッキー☆
ホワイトでバンアパを観るために、てくてくと移動を開始。
*
朝買った500mlの水が既にからっぽになってしまったため、ところ天国で水を購入。
ペットボトルのラベルにFUJI ROCKと書いてあって、なかなかの粋な計らいに感心。

▲ちょっとボケたけど…。
アバロンにて再び食事。
全開の食事から約2時間ほどしか経っていないのにハラペコ!
さて、何食べよっかなー、と当たり前のようにアバロン内を物色。
これぞフェスマジーック!
完全に満腹中枢がおかしい。
というわけで本日二度目の食事に決定したのは朝霧食堂の豚丼(牛丼の豚肉バージョン/生卵乗せ)。

▲つゆだく。
味がとても濃くて、更に喉が乾き水を消費。
◆the band apart(WHITE STAGE)
この日はとても日射しがきつく空気が乾燥していて、人が歩くだけで砂埃が舞うほどに地面も乾燥していたため、ホワイトステージでは放水が行われていた。
じりじりと照りつける太陽で、あーづーいーーーー!!!となっていた私は、調子に乗って水!水!とホースに近づいたら、思いのほか濡れ過ぎて行き場のないやるせなさでいっぱいになった。
ちきしょうめ。
ホワイトには既に結構人が集まっていたように思う。
昔から好きで観ているバンドをフジロックで観ると、非常に胸が熱くなる。
昨年のアジカン然り、昨年のテナー然り。

▲バンアパ待ちの人々。
バンアパのステージ一発目はなんと『Eric. W』で、あのイントロが鳴り響くのと同時にワーっと歓声が上がり、人の波が動くのが見えた。
曲があのロケーションと見事に調和して、心地よかったなぁ。
『higher』とか『coral reef』とか、たまらん。
そしてこの日から荒井くんの優しい顔が忘れられんのだ。
新曲を2曲ほど演奏してくれて、次回作が楽しみになった。
*
バンアパで大量の砂埃にまみれたため、ゴロゴロペーっとうがいを一発ぶちかます。
それにしても砂埃がヒドい。このままでは喉がやられてしまう。
気をつけなければ。
水をどれだけ飲んでもカラダから水分が奪われて行く。
地元の暑さよりはマシだけど、それでも日中ずっと外にいるのはキツい。
カラダ冷やそうと、かき氷を食べに再びアバロンへ。
先ほど立ち寄った際に目をつけていた角切りマンゴー&練乳たっぷりかき氷を食す。

▲うまそー!
角切りマンゴーがどう考えても黄桃の味がして
マンゴーってこんな味だっけか?
これは桃じゃね?
いやでもマンゴーって書いてたし…。
しばらく疑惑と奮闘するも答えは出ず。
私が知っているマンゴーの味ではなかったような気がしてならんのだけど。
結局それがマンゴーだか桃だかを確かめる術もなく、疑惑を深めつつ完食したのであった。
07/31/2007(Tue)
FRF日記Vol.1 〜この宿、どんだけー!編〜
FUJI ROCK FESTIVAL '07 REPORT Vol.1
〜この宿、どんだけー!編〜
まず、本編に入る前に、この宿に辿り着くまでの道のりを書かせていただきたい。
私がこの宿を予約したのが今年の冬あたりだったように思う。
昨年のブログを読み返して、昨年宿を予約した時期よりも少し早くに宿探しを始めたのだけど、なんとそれでも昨年お世話になった宿は満室で予約が無理だった。
昨年の宿は古くはあるけれど清潔で、オーナーであるおいちゃんがとってもいい人だった。
(詳しくは昨年のフジ日記orブログを参照)
すっかりおいちゃんとその宿の虜になってしまった私は、予約が取れなくて心底ガッカリした。
しかーし!
凹んでいても話は始まらない。
フジロックはもう始まっているのだ!
会場から徒歩圏内の宿が確保出来るかどうかが勝負。
昨年の宿に泊まれないなら尚更宿探しに本腰を入れねばならないということ。
そこでいろんな宿に電話をかけて、やっとのことで見つけたのが今回の宿であった。
電話の向こうでは、声の高いおばあちゃん的な人が対応してくれた。
昨年の宿もおいちゃん&おばちゃんがオーナーの宿だったので、その辺は問題なし。
しかしながら今思うと宿を予約したこの時から、この宿とのバトルは始まっていたのかもしれない。
というのも、何故にそんなに?というくらいに、そのおばあちゃんから携帯に連絡が入るのだ。
着信があったからかけ直すと、おばあちゃんは携帯電話に着信履歴が残るということを知らないのか、どうして宿から電話があったと分かるのか、という疑問をひとまず私になげかけ、自分が年老いているということで現代にまつわる諸事情にうといということをひとしきり話し出す。
それが長い。
やっとのことでその話が終わって『で用件は?』と聞くと
「おたくは何名での予約だったかなぁ〜」
「何連泊の予定だったかなぁ〜」
「駐車場は要るのかなぁ〜」
といった、予約に際した超初歩的な内容ばかりを訊ねてくるのである。
アナタ、フロントで予約取る資格ないですけど。
普通のホテルなら即クビだよ。
それも1回や2回の騒ぎではない。
ことあるごとにひとまず予約人数と泊数を必ず確認してくるのだ。
あまりにもしつこいため、イラっとした私は
『あの、他に責任者の方いらっしゃらないんですか?』
と訊ねたところ、おばあちゃんはあっさり
「いないねぇ」
どうしようもない。
こうした一連の出来事のせいで、一抹の不安を抱えることとなり、そのまま当日を迎える運びとなったわけである。
◇
長時間の長旅を終え、夜11時頃に辿り着いた宿は、何故か暗かった。
通りはフジロッカーズで賑わい、少し先にはゲートも見え、ガヤガヤとした明るい雰囲気が立ち籠めている。
にもかからわず、何故か暗い。
とりあえず宿に入り、自動ドアをくぐりぬけ、フロントと思われる寂れた病院の受付のようなところを覗くも誰の姿も見えない。
すいませーん、と声をかけてみるも応答なし。
何度か声をかけていると、どこからともなく携帯越しによく聞いたあの声が聞こえてくるではないか。
「あぁ、ハイハーイ」
とおばあちゃんはフロントの床からにょきっと起き上がってきたのである。
…なんで床で寝てるんすか?
とも聞けず、平静を装い「予約していた者ですが」と私。
するとおもむろにおばあちゃんが机の上から何かを手に取り、カポっと口に装着した。
…………?
!
入れ歯ーーーーッ!!!!!!
今、間違いなく私の目の前でピンク色に輝く偽歯茎アーンド真っ白な歯がついた総入れ歯を口に装着したね!?
しかもそれ、直に机の上に置いていたよね?
出た。
スゴい人出たよ。
あんぐりとおばあちゃんを眺めていたところ、サンダルを脱いだ裸足の足の裏からイヤな湿り気を感じることに気付いた。
これは…
これは床が……
この床が……
深紅の絨毯がしきつめられているこの床が、
全体的に湿っているーーーーーーー!!!!!
一抹の不安、的中。
それぞれがそれぞれでこの宿に対する思いと闘いながら荷物を運び、ひとまずお風呂の位置を確認しに行くことにした。
先に到着していた部屋をシェアしたお友達に
「お風呂、スゴいよ」
と恐怖の一言を告げられた私は、この場合スゴいという意味の選択肢は<スゴい=ヒドい>の一個しかないことに残念ながら気付いていた。
謎の浸水でもしたのかというくらいの湿り気を帯びた深紅の絨毯を踏みしめながら恐る恐る風呂場へと近づく私。
その道のりの途中で、廊下に転がった古めかしい家庭用の冷蔵庫&掃除機を発見(用途不明)。
地下へ続く階段の脇には雑巾かと思うほど薄く汚れたバスタオル(用途不明)がかけられており、山奥のきったねーキャンプ場かと見間違うほどの雑然とした洗面台の上にはなぜかビダルサスーン。
この宿に着いてから僅か数分の間にすでに謎を4個も発見してしまった。
これから先を思うとめまいがするではないか。
そんな道のりを経てやっとのことで辿り着いた風呂場だが、結局その時は中から人の声がしたため中をのぞくことを諦め、ひとまずはフジロックのチケットとリストバンドを引き換えに行くことにした。
リストバンドを腕に装着し、帰ってきて風呂に入るぞ!となり、再び恐怖の道のりを一歩づつ踏みしめる私。
まずは脱衣所に入るために木製の引き戸に手をかけた。
が、開かない。
まったくびくともしない。
鍵がかかってるのかな?と思ってよく見てもそのようなものはまったく付いておらず、ただ単に立て付けが悪いだけと判明。
愕然。
全身全霊をかけて引き戸を思いっきり引く。
なぜ脱衣所に入るためにこんなにチカラを使わねばならんのだ、と何とも言えない気持ちになりながら、勢いよく開き過ぎた扉に驚きつつも脱衣所への潜入は成功。
中にはフジロッカーが既にいて、このお風呂について何やら注意事項があるという。
「このお風呂、お湯が赤茶色いんですけど、温泉らしいので問題はないらしいですよ」
……ソレハホントウカ?
本当にそれは温泉だから赤茶色いのか!?
それはただ単に長い間使っていなかった蛇口から出た水及びお湯だから赤茶色いという話ではないのか!!!??
温泉だからという言葉を微塵も信用出来ず、何の罪もない心優しきフジロッカーに必要以上に疑いの眼差しを向ける私。
湯船を覗くと確かに色がついている。
謎5個目。
そんなこんなで謎のお湯の正体は分からないまま、今年のフジロックはこの謎の館と共に幕を開けたのであった…。
※こんなに長いのにまだ始まってないやんけ!というコメントはナシの方向で(笑)。
長々と読んでいただきすみません(;・∀・)
〜この宿、どんだけー!編〜
まず、本編に入る前に、この宿に辿り着くまでの道のりを書かせていただきたい。
私がこの宿を予約したのが今年の冬あたりだったように思う。
昨年のブログを読み返して、昨年宿を予約した時期よりも少し早くに宿探しを始めたのだけど、なんとそれでも昨年お世話になった宿は満室で予約が無理だった。
昨年の宿は古くはあるけれど清潔で、オーナーであるおいちゃんがとってもいい人だった。
(詳しくは昨年のフジ日記orブログを参照)
すっかりおいちゃんとその宿の虜になってしまった私は、予約が取れなくて心底ガッカリした。
しかーし!
凹んでいても話は始まらない。
フジロックはもう始まっているのだ!
会場から徒歩圏内の宿が確保出来るかどうかが勝負。
昨年の宿に泊まれないなら尚更宿探しに本腰を入れねばならないということ。
そこでいろんな宿に電話をかけて、やっとのことで見つけたのが今回の宿であった。
電話の向こうでは、声の高いおばあちゃん的な人が対応してくれた。
昨年の宿もおいちゃん&おばちゃんがオーナーの宿だったので、その辺は問題なし。
しかしながら今思うと宿を予約したこの時から、この宿とのバトルは始まっていたのかもしれない。
というのも、何故にそんなに?というくらいに、そのおばあちゃんから携帯に連絡が入るのだ。
着信があったからかけ直すと、おばあちゃんは携帯電話に着信履歴が残るということを知らないのか、どうして宿から電話があったと分かるのか、という疑問をひとまず私になげかけ、自分が年老いているということで現代にまつわる諸事情にうといということをひとしきり話し出す。
それが長い。
やっとのことでその話が終わって『で用件は?』と聞くと
「おたくは何名での予約だったかなぁ〜」
「何連泊の予定だったかなぁ〜」
「駐車場は要るのかなぁ〜」
といった、予約に際した超初歩的な内容ばかりを訊ねてくるのである。
アナタ、フロントで予約取る資格ないですけど。
普通のホテルなら即クビだよ。
それも1回や2回の騒ぎではない。
ことあるごとにひとまず予約人数と泊数を必ず確認してくるのだ。
あまりにもしつこいため、イラっとした私は
『あの、他に責任者の方いらっしゃらないんですか?』
と訊ねたところ、おばあちゃんはあっさり
「いないねぇ」
どうしようもない。
こうした一連の出来事のせいで、一抹の不安を抱えることとなり、そのまま当日を迎える運びとなったわけである。
◇
長時間の長旅を終え、夜11時頃に辿り着いた宿は、何故か暗かった。
通りはフジロッカーズで賑わい、少し先にはゲートも見え、ガヤガヤとした明るい雰囲気が立ち籠めている。
にもかからわず、何故か暗い。
とりあえず宿に入り、自動ドアをくぐりぬけ、フロントと思われる寂れた病院の受付のようなところを覗くも誰の姿も見えない。
すいませーん、と声をかけてみるも応答なし。
何度か声をかけていると、どこからともなく携帯越しによく聞いたあの声が聞こえてくるではないか。
「あぁ、ハイハーイ」
とおばあちゃんはフロントの床からにょきっと起き上がってきたのである。
…なんで床で寝てるんすか?
とも聞けず、平静を装い「予約していた者ですが」と私。
するとおもむろにおばあちゃんが机の上から何かを手に取り、カポっと口に装着した。
…………?
!
入れ歯ーーーーッ!!!!!!
今、間違いなく私の目の前でピンク色に輝く偽歯茎アーンド真っ白な歯がついた総入れ歯を口に装着したね!?
しかもそれ、直に机の上に置いていたよね?
出た。
スゴい人出たよ。
あんぐりとおばあちゃんを眺めていたところ、サンダルを脱いだ裸足の足の裏からイヤな湿り気を感じることに気付いた。
これは…
これは床が……
この床が……
深紅の絨毯がしきつめられているこの床が、
全体的に湿っているーーーーーーー!!!!!
一抹の不安、的中。
それぞれがそれぞれでこの宿に対する思いと闘いながら荷物を運び、ひとまずお風呂の位置を確認しに行くことにした。
先に到着していた部屋をシェアしたお友達に
「お風呂、スゴいよ」
と恐怖の一言を告げられた私は、この場合スゴいという意味の選択肢は<スゴい=ヒドい>の一個しかないことに残念ながら気付いていた。
謎の浸水でもしたのかというくらいの湿り気を帯びた深紅の絨毯を踏みしめながら恐る恐る風呂場へと近づく私。
その道のりの途中で、廊下に転がった古めかしい家庭用の冷蔵庫&掃除機を発見(用途不明)。
地下へ続く階段の脇には雑巾かと思うほど薄く汚れたバスタオル(用途不明)がかけられており、山奥のきったねーキャンプ場かと見間違うほどの雑然とした洗面台の上にはなぜかビダルサスーン。
この宿に着いてから僅か数分の間にすでに謎を4個も発見してしまった。
これから先を思うとめまいがするではないか。
そんな道のりを経てやっとのことで辿り着いた風呂場だが、結局その時は中から人の声がしたため中をのぞくことを諦め、ひとまずはフジロックのチケットとリストバンドを引き換えに行くことにした。
リストバンドを腕に装着し、帰ってきて風呂に入るぞ!となり、再び恐怖の道のりを一歩づつ踏みしめる私。
まずは脱衣所に入るために木製の引き戸に手をかけた。
が、開かない。
まったくびくともしない。
鍵がかかってるのかな?と思ってよく見てもそのようなものはまったく付いておらず、ただ単に立て付けが悪いだけと判明。
愕然。
全身全霊をかけて引き戸を思いっきり引く。
なぜ脱衣所に入るためにこんなにチカラを使わねばならんのだ、と何とも言えない気持ちになりながら、勢いよく開き過ぎた扉に驚きつつも脱衣所への潜入は成功。
中にはフジロッカーが既にいて、このお風呂について何やら注意事項があるという。
「このお風呂、お湯が赤茶色いんですけど、温泉らしいので問題はないらしいですよ」
……ソレハホントウカ?
本当にそれは温泉だから赤茶色いのか!?
それはただ単に長い間使っていなかった蛇口から出た水及びお湯だから赤茶色いという話ではないのか!!!??
温泉だからという言葉を微塵も信用出来ず、何の罪もない心優しきフジロッカーに必要以上に疑いの眼差しを向ける私。
湯船を覗くと確かに色がついている。
謎5個目。
そんなこんなで謎のお湯の正体は分からないまま、今年のフジロックはこの謎の館と共に幕を開けたのであった…。
※こんなに長いのにまだ始まってないやんけ!というコメントはナシの方向で(笑)。
長々と読んでいただきすみません(;・∀・)
07/31/2007(Tue)
ただいま!
ただいま!
帰ってきたよ、夢のワンダーランドから!
フジロックから、帰ってきたよーーー!!
今年も最高な3日間を過ごすことができて、あたしはものすごく幸せもんだ!ありがとう!
生きてるって素晴らしい。
音楽って最高だ。
分かり切ったことをまたまた再確認して胸が熱くなってしまったぜ。
盆と正月と誕生日と、とにかくめでたい日全部が一気にやってきた感じね。
今年の私的ベストアクトは迷うことなく!!!(チックチックチック)で決定!
変態的な踊り、町中は歩けない短パン姿のボーカルにノックアウト!楽し過ぎた!
もっと遅い時間でもよかったのになぁ、と思った。
結局Tシャツが買えなくて心底ガックリだけど、機会があればぜひまた観たい。
大好きだー!
あ、そうそう。
私が行く先々には様々なミラクルが待ち受けているのは周知の事実だと思うけれど、昨年のフジロックでも行きの新幹線の中で、デニムオンデニムで両手にゴロゴロの着いたキャリーバッグを持った大荷物の変な男の人に遭遇したり、大量の寝汗をかいて目が覚めたら布団の中にハエがいたり、とあるアーティストさんにオアシス&レッド付近で4回遭遇したり、ライブ以外でもなかなか面白く過ごすことができた。
で、今年のミラクルナンバー1は、Rookie a Go-Goに出ていたavengers in sci-fiのアクトにて、最後ドラマーにより投げられたスティックが前頭部にゴチンと当たり、地面に落ちたところをスチャッと拾う、という一連の出来事であーる!
ただ拾ったんじゃないよ。1回頭にゴチンと当たってるからね。
そりゃまぁ、痛いわな。
痛いけどテンションは上がるわな。ウケケ。
その他おもしろ人間にも何名か遭遇しつつ、素晴らしい音楽と澄んだ空気と美味しいごはんとアルコールにどっぷりと浸り、3日間は過ぎて行ったのだ。
明日から書いちゃうよ、フジロック日記!
今年もダラダラと長く書いちゃうよー!
というわけでお楽しみに♪
帰ってきたよ、夢のワンダーランドから!
フジロックから、帰ってきたよーーー!!
今年も最高な3日間を過ごすことができて、あたしはものすごく幸せもんだ!ありがとう!
生きてるって素晴らしい。
音楽って最高だ。
分かり切ったことをまたまた再確認して胸が熱くなってしまったぜ。
盆と正月と誕生日と、とにかくめでたい日全部が一気にやってきた感じね。
今年の私的ベストアクトは迷うことなく!!!(チックチックチック)で決定!
変態的な踊り、町中は歩けない短パン姿のボーカルにノックアウト!楽し過ぎた!
もっと遅い時間でもよかったのになぁ、と思った。
結局Tシャツが買えなくて心底ガックリだけど、機会があればぜひまた観たい。
大好きだー!
あ、そうそう。
私が行く先々には様々なミラクルが待ち受けているのは周知の事実だと思うけれど、昨年のフジロックでも行きの新幹線の中で、デニムオンデニムで両手にゴロゴロの着いたキャリーバッグを持った大荷物の変な男の人に遭遇したり、大量の寝汗をかいて目が覚めたら布団の中にハエがいたり、とあるアーティストさんにオアシス&レッド付近で4回遭遇したり、ライブ以外でもなかなか面白く過ごすことができた。
で、今年のミラクルナンバー1は、Rookie a Go-Goに出ていたavengers in sci-fiのアクトにて、最後ドラマーにより投げられたスティックが前頭部にゴチンと当たり、地面に落ちたところをスチャッと拾う、という一連の出来事であーる!
ただ拾ったんじゃないよ。1回頭にゴチンと当たってるからね。
そりゃまぁ、痛いわな。
痛いけどテンションは上がるわな。ウケケ。
その他おもしろ人間にも何名か遭遇しつつ、素晴らしい音楽と澄んだ空気と美味しいごはんとアルコールにどっぷりと浸り、3日間は過ぎて行ったのだ。
明日から書いちゃうよ、フジロック日記!
今年もダラダラと長く書いちゃうよー!
というわけでお楽しみに♪






